君と久しぶりに会って はにかんでいたら 君が僕に贈物をくれた。 其れは 綺麗なラッパ。 ことばよりも確かなメロディが 君の笛からこぼれてくると 離れていた時間の哀しみも やわらかく空に溶けて行く 僕も君にあわせて ゆっくりと想いを奏でる。 僕のラッパと 君の笛の音色が 花を眠りから目覚めさせ 地上を濡らしたしずくが きえる頃 僕たちの空にそうっと 虹の橋が架かった。
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